アルファロメオ 159 板金塗装修理事例
■損傷原因・状況
今回はアルファロメオのヒットモデルとなった156の後継車である159の板金塗装自動車修理事例の紹介です。左折の際、ハンドルを早く切り過ぎてしまった為、左リヤフェンダー、アルミホイールをぶつけてしまいました。幸いにもオーナー様は車両保険に加入しており、「大事に乗っている車の為、とにかく綺麗に完璧にお願いします。」という事で、車両保険を適用しての修理依頼を請け賜わりました。
■修理方針
リヤフェンダーはタイヤハウス付近が損傷し、アーチラインが完全に潰れてしまっており、さらにアルミホイールも損傷してしまっています。リヤフェンダーは板金修理で対応し、アルミホイールは保険適用の為、新品部品に交換というかたちで修理をさせて頂くことになりました。
■修理方法・内容
損傷箇所の板金作業に入る前にまずはマスキング跡を残さず、細部まで完全な下地処理や塗装の塗り込みが行えるよう、損傷パネルに付随するリヤバンパーやテールランプを取り外した後、アーチラインやアール形状を完全に復元し、限界まで叩き出しと引き作業による板金を丁寧に行っていきます。
板金面出し作業を終えた鉄板表面にパテを薄く塗布し加熱乾燥後、ラインやアール部を正確に再現しながら慎重に研削作業を行い、さらに面を成形していきます。その後、塗料の密着性、防錆性、シール性に大変優れた2液混合型で高硬度の外資系サフェーサーを塗布し、充分な加熱乾燥後、歪みやラインの確認をしながら最終研ぎ作業を行います。
■具体的修理工程
現車にて正確な色合せを行ったのち、塗装ブース内に車両を入れ、マスキング作業、脱脂作業終了後、現車同様の塗装肌を忠実に再現しながら慎重に塗装を行っていきます。その後70度の高温で塗料を強制乾燥させていきます。
最後に損傷したタイヤとアルミホイールを新品部品に交換していきます。
今回、アルファロメオ 159のお客様は幸いにも車両保険に加入しており、さらに免責も無かったことから、自己負担額をお支払いする事が無く、再施工したガラス系のボディコーティングも含めて、すべて保険扱いで修理する事ができました。納車時には修理箇所を入念に確認して頂き、仕上がりに大変御満足頂き、喜んで頂く事ができました。この度は数ある板金塗装工場の中からヨシダオートセンターに修理の御用命を頂きまして誠にありがとうございました。
修理金額 529,945円
保険で修理
プレゼント:ENEOSプリカ 26,000円分