シトロエン C4ピカソ 板金塗装修理事例
■損傷原因・状況
シトロエン C4 ピカソの板金塗装 自動車修理事例を御紹介致します。ガソリンスタンドから出ようとした際、直進してきたバイクと接触してしまい、フロントフェンダー、フロントドア、リアドア、ステップが損傷してしまいました。オーナー様は以前にも反対側を今回と同じようにぶつけてしまい、ディーラーで修理をした際、修理代があまりにも高額で、修理期間も長く、さらには仕上がりにも納得できなかったという事で、今回インターネットでボディショップを検索していたところ、当社をお知りになり、仕上がり重視で作業させて頂くことになりました。
■修理方針
フロントフェンダー後方から、フロントドア、リアドア、ステップにかけて損傷しています。なかでもフロントドアとステップの損傷が激しく、フロントドアは交換し、ステップも本来交換レベルではありますが、交換をすることで修復暦車扱いになってしまい、さらには車の事を第一に考えた最善な修理方法というオーナー様の御要望から、板金で対応させて頂くことになりました。
■修理方法・内容
フロントドアを交換していく為、車両から取り外したのち、製造過程での不具合や部品運搬中の損傷が無いかを確認してから、実際に新品のフロントドアを現車に仮付けし、立付けの調整、開閉具合、密閉テスト、各クリアランスの確認を行っていきます。
仮合せした新品のドアを元に、損傷したリアドアとサイドステップの板金を丁寧に行い、限界まで鉄板を元の状態に叩き出し、復元させていきます。
新品フロントドアと板金を終えたリアドア、サイドステップにシール性・防錆性・上塗り塗料の密着性に優れた高品質なサフェーサーを塗布していきます。
裏面の塗装を終えた新品のドアを実際にボディに装着し、塗布したサフェーサーを慎重に研いでいきます。さらに損傷個所以外の塗装面も塗料の密着性を高める為、細部にわたり足付け作業と呼ばれる研磨を行っていきます。
現車による正確な色合せを行ったのち、塗装ブース内に車両を入れ、マスキング作業、脱脂作業終了後、現車同様の塗装肌を忠実に再現し塗装を行っていきます。塗装作業終了後はセッティングタイムをとったのち、ブース内を70℃に温度設定し、40分間塗装を乾燥させていきます。
■具体的修理工程
納車時、シトロエン C4 ピカソのお客様には修理箇所を入念に確認して頂き、仕上がりに大変御満足頂くことができました。
この度は数ある板金塗装工場の中からヨシダオートセンターに修理の御用命を頂きまして誠にありがとうございました。
修理金額 748,755円
保険で修理
プレゼント:ENEOSプリカ 37,000円分